一般的に[ゴールドカード]とよばれるものは、クラシック/一般カードよりも数段年会費が高く、付帯保険・特典が充実しているカードを指します。
一般カードの平均的な年会費は1,312円、ゴールドカードの場合は10.500円と約10倍。
高額な年会費を難なく支払え、
最高級のサービスを利用するに相応しい人だけが持てるカードであるため、
『ゴールドカードを持っている』=『経済的余裕がある』とみなされ、
社会的なステイタスの高さも証明します。
ゴールドカードの特徴
[ゴールドカード]の特徴をまとめますと以下のようになります。
・審査基準が厳しい
・年会費が高い(平均1万円以上)
・カードの色が金色
・限度額が200万円〜と高めに設定されている
・高額の旅行・ショッピング保険などが付帯
・無料空港ラウンジ、ゴールドデスクなど、一般カードとは一線を画したサービスが提供される
ゴールドカードの今昔
一昔前、
バブル期にゴールドカードブームが起こり、誰もが高いステイタスを求めゴールドカードを欲しがり、カード会社もたくさんの人に持たせようと様々な種類のゴールド(ヤングゴールドカード等)を発行しました。
しかしそのゴールカード人気も急激に衰退。
バブル崩壊ももちろん原因の一つですが、何よりあまりにもゴールドカードを持つ人が増えてしまい、ゴールド特有の『希少価値』が激減してしまったことです。
以降は年会費無料で充実したサービスを持つ、実力派のカードが良しとされるようになりましたが、近年では経済の二極化や女性の社会進出などにより、
ゴールドカード人気が再び高まっているんです。
一部の富裕層が自らの信用の証明としてより高いステイタスを求め始めている他
女性の方でもゴールドカードを持つ方が多くなっています。
現在のゴールドカードはバブル期での出来事を教訓とし、
[ステイタス]といった見えない価値だけではなく、[サービス]にも力を入れ、
選ばれた人にこそ相応しい特典・サービスが付帯するように変化しています。
さらに、普及しすぎたゴールドカードよりもより一層のステイタスを提供するために、
ゴールド以上のステイタスを表す[プラチナ][ブラック]といったカードまで発行されています。
>>次のページではゴールドカードの利点と欠点を具体的に紹介したいと思います。