分割払いもリボ払いも金利手数料が付くわけですが、どうせなら金利は低く済ませた方が良いですよね。
そこでこのページでは、どちらの支払い方法が金利をより抑えることができるかを検証したいと思います。
まずはおさらい
【分割払い】3〜24回など支払い回数を決めることができ、元本+利子分を毎月一定額支払う。
利点:元本に利子を加えてから均等に分割するため、支払い計画も立て易い。
欠点:複数の商品で分割払いを行うと、毎月の支払額が増えるためリボ払いに比べて苦しくなることも。
【リボ払い】毎月1万円+利子分を支払うなど、残高に左右されず一定額ずつを支払い続ける。
利点:いくらお買い物をしたとしても、毎月の支払額が小額で済む。支払額を途中で変更することも可能。
欠点:たくさん買い物をすると返済が長期間続き、いつ終わるかわからなくなることも。
それではさっそく実際に検証してみたいと思います。
分割払いVSリボルビング払い
【設定】 30万円の商品をシティ クラシックカードで購入し、分割払い利率・リボ払いを比較します。
分割払い利率10.77(3回)〜13.17%(36回)、リボ払い利率(13.2%)
分割払い | リボ払い | |||
分割数 | 利率 | 手数料 | 毎月3万円コースの場合(13.2%) 1回目の支払い 元金:30,000円 手数料:2,712円(300,000円 X 13.2% X 25日÷365日) 2回目以降の支払い 元金:30,000円 手数料:3,026円(270,000円 X 13.2% X 31日÷365日) ・ ・ ・ 〜完了まで 手数料合計:17,841円 |
|
3回 | 10.77% | 5,400円 | ||
5回 | 11.92% | 9,000円 | ||
6回 | 12.24% | 10,800円 | ||
10回 | 12.88% | 18,000円 | ||
12回 | 13.03% | 21,600円 |
検証結果
上の表を見て頂ければわかる通り、
【6回払いまでは分割払いの方が得、6回以上分割する場合はリボ払いの方が得】
ということになりました。支払い回数を考えて、上手く使い分けて行く必要があるということですね。
※シティカードで検証しましたが、よほど特殊な場合を除き、他社カードであってもほぼ同様の結果となります。
ちなみに、2回払いは手数料が付きませんので是非活用してみて下さいね。